事務所の実態

自ら出向いて話をし、契約

事務所の有無で信頼関係が変わる

広告や電話帳に載っている所在地に行ってみても、事務所がないということがあります。 所在地が明らかでないなんて普通の会社としては考えられないことでしょうが、探偵の業界では多く見られることです。 また社名と電話番号が違っても所在地が同じという興信所もあります。 これは複数の看板を掲げて多くの依頼を受けようとしている興信所です。 そのような業者に引っかからない対策としては、実際に依頼をする興信所の所在地に自分で足を運ぶことです。 所在地へ行かなくても事務所の有無がわかる方法には、事務所へ電話をして「そちらへ相談へ伺ってもいいですか?」と聞いてみる手もあります。 もし「当社はすべて外で相談をお受けすることになっています」と答えるようなら、その興信所は事務所がないと考えられます。

事務所以外は要注意

では事務所でお待ちしております、となった場合でも実際に事務所へ行って話を聞いてもらう必要はなく、確認後に「やっぱり外で待ち合わせをしましょう」と場所を変えればいいので、確認のために一度試してみるとよいでしょう。 頑なに面談場所を喫茶店やホテルのロビーなど事務所以外で設定してくる業者は注意です。 務所とされている住所が実は何も無い場所であったり、何か問題が発生した場合に連絡が取れなくなる恐れがあります。 スタッフが常駐しているのか、そこに事務所が存在するのかを確かめてみることが大切です。 調査報告については、現場写真などの証拠を見せてくれるかどうかも確認しましょう。 実際には調査をほとんどしない、あるいは全くしないまま適当な調査結果の報告をして高額な料金だけを取られる場合もあります。 報告方法や依頼成功の条件について、事前に明確な取り決めができる業者を選ぶことも重要です。